大谷焼風鈴
大谷焼は安永9年(1780)徳島藩主から南京・唐津(磁器の焼成)をするように命令がおり、九州より職人を多く雇い入れ、藩窯を造り磁器の生産を開始しましたが、材料が地元にないため、損失が大きく短期間で閉窯しました。
その後、天明4年(1784)納田平次平衛が信楽焼の職人を雇い陶業技術を習得し、大谷村(現在の鳴門市大麻町)に登り窯を築き、民窯の生産を開始したことが創始とされています。
丸亀エコがらす風鈴
当工房は、ごみ処理施設に隣接したリサイクル工房の中にあり、リサイクルを主眼とした工房であります。
原料のガラスは、資源ごみとして回収したビンなどを利用し、また、ごみ処理時の余熱を利用し発電した電気炉で溶かし製作しています。
ガラスの透明感のある色彩と、爽やかな音色をお楽しみください。
水琴窟の音の風鈴
水琴窟の響きを彷彿とさせてくれる創作風鈴、自然の風の中で楽しめる「風の水琴」誕生!
全体の黒い塗装は暗がりの大地の中で響く水琴窟のイメージです。
風を受ける板に施した意匠の丸は、瓶の中の小さな穴から天を仰ぎ見る壺中天を表しています。
風の水琴が聞く人の心に優しい風の響きでありますよう祈っています。
海つ音風鈴(わたつね)
高知県南国市十市の小さなガラス工房で吹きガラスやキルンワーク(電気炉の中でガラスを焼成する方法)で作品を製作しています。
高知の海風の吹く、この工房で生まれた風鈴を「海つ音(わたつね)」と名付けました。
「わた」は古語で「海」、「つ」は「~の」を示します。短冊は土佐和紙を使用しています。作品を通して、皆様の生活の中に心地よい時間ができたら幸いです。