津軽びいどろ風鈴
津軽半島の西側に広がる、七里長浜の砂から作られた「津軽びいどろ」は、紀元前1世紀ころから受け継がれてきた「宙吹き」の技法で流麗なガラスの美を作り上げてきました。
青森県から伝統工芸品の指定を受けた確かな技と、
自由で個性的なデザイン。ガラス独特の色合いと、手作りならではの柔らかな形は、日本の暮らしによく調和します。
お気に入りの逸品をお楽しみください。
花笠風鈴
青森ねぶたは弘前地方の勇壮な出陣ねぶたと対照的に、絢爛豪華なものとして有名です。
まばゆいばかりに飾った花笠と、揃いの浴衣、たすき掛けの数千のはねとがねぶたを取り巻いて跳ね交うさまは、まるでつわものどもの凱旋絵図のようです。
花笠風鈴は、このねぶた祭りの情緒を綴るものとして、青森の象徴的民芸品となりました。
南部風鈴
17世紀から作り始められたと伝えられる南部鉄器は、伝統的工芸品
として全国第1号の指定を受けた、代表的な工芸品です。
茶の湯釜や鉄瓶は造形美に優れているほか、澄んだ音色の風鈴などが親しまれています。(昭和50年2月国の伝統工芸品に指定)
りんご風鈴
17世紀から作り始められたと伝えられる南部鉄器は、伝統的工芸品として全国第1号の指定を受けた、代表的な工芸品です。
可愛らしいりんごの形に仕上げた風鈴です。
いろり風鈴
17世紀から作り始められたと伝えられる南部鉄器は、伝統的工芸品として全国第1号の指定を受けた、代表的な工芸品です。
どこか懐かしい感じがするいろり型に仕上げ風鈴です。
松笠風鈴
10代目庄右衛門源兼氏が風鈴製作を手がけ研究の末、1772~1778年(安永年間)現在の風鈴を創業し形が松笠に似ている処から命名された。
松笠風鈴は砂鉄を「たたら製鉄」により造られた和銑の風鈴で、国内唯一の砂鉄風鈴である。
砂鉄独特の澄んだ音色は同じものが無く、厳選された風鈴はわずか30%程しか製品にならない。
その技法は門外不出、一子相伝とされ今日に至る。
江雲堂HPより抜粋
仙台堤人形風鈴
宮城県の伝統工芸品にも指定されている、堤人形の型を用いて製作している風鈴です。
堤人形は今から約300年ほど前から仙台市堤町で町の産業として多くの人たちの手によって作られていました。
陶工の上村万衛門によって京都伏見の技法をもとに創始されたといわれています。
東北の素朴な味わいを感じさせ、見る人を和ませてくれる堤人形風鈴をお楽しみください。
御殿まり風鈴
御殿まりは、由利本荘市で生産されている手芸品です。
慶弔年間に秋田本庄城の奥女中たちの遊戯用として作られたものと伝えられます。
色彩豊かな糸により紡ぎだされる精密な模様と独特の伝統美が装飾品や贈答品として高く評価されています。
まりはその形状が、角がなく丸いことから円満の象徴とされ、色鮮やかな秋田の民芸品として人気があります。
澄んだ音色の風鈴は鋳鉄製です。
喜多方蒔絵風鈴
喜多方の漆の歴史は、室町戦国期に大名芦名氏が漆樹植栽を奨励し、天正18年に蒲生氏郷が近江国(滋賀県)から木地師と塗師を招いたことに始まります。
漆器の技法である「蒔絵」(漆で紋様を描き、金銀箔を蒔いて付着させること)をとりいれ、ひとつひとつ手描きで作られています。
花鳥風月をモチーフに、繊細に描かれた柄が特徴です。
涼やかな「粋」を感じていただければ幸いです。
会津漆南部風鈴
会津漆器の代々受け継がれた伝統の技術と南部鉄器の重厚な鋳物。
爽やかな音色の風鈴東北伝統のコラボレーションです。
地蔵堂風鈴
金属加工の街・燕三条で、1973年創業。
精密部品を製造する技術が蓄積され、生まれたのが「地蔵堂~jizodo~」です。
風鈴は、ニッケルとクロムの独自配合により高音域層の音が出る「風鈴専用のステンレス材」を使用しています。
花や山をモチーフに、金・銀・ピンクゴールドは塗装、ブラックは鉄鋳物の防錆材をステンレスに施す、黒染という手法でカラーリングしました。
妻有焼風鈴
新潟県十日町市にある笹山遺跡から発掘された縄文式火焔型土器は「国宝」となっております。4500年前の古代人たちが、この地で盛んに焼き物を作っていたことを物語っています。
妻有焼は、約200~100万年前にできた「魚沼層」から採土された土
から作られており、釉薬に適した釉石も採れることから、焼き物の産地としての新たな歴史を歩み始めています。
重みのある独特の味を持つ妻有焼。
遠い昔に思いをはせながら、心伝わる焼き物を作っております。